 クリック縁あって、世界的なトランペット奏者が多数鹿島屋にご来館いただきました。まさにドリームでした。 当館所蔵の愛器はかなり古い楽器で、ドイツの今は無き有名なメーカーのヘッケルである事は知りませんでした。東京在住のプロ、Ｓ氏から京大オケＯＢのＹ氏へと最後は廻りまわって私のもとへ来たのであります。 古い楽器ですので音程は今のオケでは通用しない。（管を短くすれば何とかなるが、傷は付けたくない。昔のままが良いと判断してそのままにしてあります。） ベルリンフィル元首席奏者のコンラディン・グロート氏のソロコンサートをお手伝いさせていただいた時に「なんとなく」愛器にサインをしていただいたのが最初でした。氏のサインは「遠慮がち」で小さな字でした。 それがきっかけで、ウィーンフィルの偉大なプレーヤー３名にもお越し頂き、ＩＴＳで招待した我々の世代の憧れであったＮ響の北村源三氏、そして私共が富山まで「追っかけ」をしたドレスデン・シュターツカペレのローゼ氏、シュマッツラー氏、そしてベルリンフィルのスタープレーヤー３名、等々、われわれトランペット奏者としましてはまさに「スーパースター」のサインで埋め尽くされようとしております。残りのスペースにはアメリカ大陸の奏者を考えております。これだけの「夢」を叶える事が出来たのも、偏に多くの皆様方のご厚意の賜物と信じております。今後ともよろしくお願い申し上げます |
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